2008年11月29日

とらわれのない・・・

11月が終わろうとしているなか、クリスマスに向けて中之島の街並みもライトアップされはじめました。
見慣れた街並みもライトアップされることで、いつもと違ったワクワクした気持ちで、クリスマスまでの一時を過ごせることと思います。

当laboでも、grafオリジナル家具にアレンジを加えたり、色を変えたり、特別に注文を受けた家具を製作し、いつもと少し違う表情を見せてくれています。


こちらは今月の2日にご紹介したテレビ台。完成しました!

前にご紹介したとおり、下記のようにスライドして使用することもできます。

L字型のそれぞれ独立した棚は、組み合わせが自由自在。
ご注文頂いたお客様は、ご友人にプレゼントされるとのこと。
お客様のセンスの良さと、贈られるご友人に対しての思いやりが伝わってくる素敵なモノとなりました。


さて、ダイニングテーブルでも、いままでと違った表情をみせてくれたテーブルがあります。

天板がかなり薄く、幕板が厚めになっているダイニングテーブルです。
カクタスチェアの四角くも、シャープさのない可愛らしいデザインと、とても相性のよいテーブルになりました。

染色なしで、ナチュラルな木目が、よりいっそう優しい表情を引き立てています。


最後に、grafオリジナルのイージーチェア
ペーパーコードの色はナチュラルでなく、grafでは初めてのブラックです。

ご注文頂いたのは、京都でフレンチベースの鉄板焼きのお店をオープンされるI様。
そのお店は、京都の古い街並みに建っている、木造の日本家屋を改装してつくられたお店です。

イスを置くお部屋は特に改装されず、日本家屋の良さを残し、ゆったりした時間の中で食事を楽しめるよう、ペーパーコードは落ち着いたブラックを選択されました。

色を変えただけで、リゾート風にも和風にも、それぞれのシーンに合わせて違った表情を見せてくれます。


「十人十色」と言うように、見慣れた家具も、一人ひとりが思い描く力で、違った表情を持つ家具が生まれます。
とらわれのない自由な発想で、laboもまた、新しい家具をせっせと製作中です!

それでは、また!


2008年11月20日

SALEのお知らせ

graf bld.よりお知らせです。

今週の土曜日11月22日〜11月24日まで、grafショールームにて、SALEを開催いたします。

対象は店頭で使用していた家具になりますので、傷や日焼けなどもございます。
実際にご来店いただき、確認していただいたお客様への販売となりますので、ご了承下さいませ。

家具の他に雑貨や、またfudoからは、使用していたカトラリーや食器、gmからはアート、デザインなどの書籍、展覧会に合わせて販売していたアイテムをSALE価格で販売します。

ぜひこの機会にお立ち寄り下さい!


2008年11月7日

気持ちの伝わる贈りもの

今日のlaboブログは...
今から年末にかけ、贈りものをする機会が増える中、活躍しそうなアイテムをショールームよりご紹介します。


今回は、「和紙」でつくられた便箋、名刺などのご紹介です。


皆さんは日頃、手紙を書いたり、メッセージカードを書いたりと、「書く」または「描く」ということをされているでしょうか?

パソコンや携帯メールなど、便利になっていく反面、文字を「書く」という機会、またはイラストを「描く」という機会が減ってきているのではないでしょうか。

写真右上:山根名刺 写真右下:懐紙 

grafショールームでは最近「因州和紙」が入荷しました。

鳥取県でなんと1000年以上の伝統を持つ「因州和紙」。
楮(コウゾ)、雁皮(ガンピ)、三椏(ミツマタ)など天然素材をつかった和紙です。


皆さんもご存じのように、和紙の耐久性は非常に強く、1000年以上もの優れた保存性と強靱かつしなやかな手触りが特徴です。

この便箋は、罫線や枠が可愛らしく、文字だけではなく、イラストも自由に描けそう。
また和紙独特の温かさが伝わってくるようです。

書くこと、描くこと、伝えること。
その昔、中国で蔡倫が製紙技術を発明する時に、この和紙のように強靱で温かな思いがあったのかもしれません。

手紙を書くときに、メッセージカードを描くときに、日常使いに・・・

優しい時間が流れそうです。

(grafショールーム入荷間近!因州和紙 第2弾


追伸・・・
今後もlaboブログで少しずつではありますが、ショールームのアイテムをお知らせしようと思います。お楽しみに!

2008年11月2日

製作中!生育中・・・

11月に入りすっかり寒くなってきた今日このごろ、大阪の街並みにも少しずつ紅葉が見られるようになりました。


さてlaboでは、いつもと違うテイストの家具を製作中です。

これ、何だと思いますか?

実は、お客様より特注でご依頼されたテレビ台です。

L字型の棚を二つ重ね、矢印のように左右に動かせて幅のサイズを変えることが出来ます。

これはお客様が、ご友人に贈り物としてご依頼頂いたものです。
シンプルですが面白みがあり、こうして二つ重ねるとモダンなデザインに・・・
仕上がりがとても楽しみです。


こちらは植物生育中。
先日お知らせした「唐辛子」の蕾が以前より少し大きくなり、もうすぐ咲きそう!と昨日思っていたところ、

今朝見てみると、花が咲いていました!

少し時期はずれですが、立派な実がなりますように・・・


2008年10月25日

少し休憩しませんか?


今年も残すところ2ヶ月。
あっという間に過ぎ去っていく日々の中、少し手を休め、日常を振り返るのも良いかも知れません。


さてgrafショールームでは、今日から「田村一展」がはじまり、田村一氏の作品がショールームにならびました。


また限定で、オリジナルのお茶も販売しています。(下記写真右)


あわただしくなる年末にそなえ、温かいお茶と、美しい茶器で一時のくつろぎ時間。
味わってみてはいかがでしょうか?


さてlaboでの日常の様子は?と言いますと
        ↓

以前、laboで育てている「姫苺」をご紹介しましたが、覚えていらっしゃるでしょうか?
あれからも、ぐんぐん育ち、少し鉢が窮屈になってきたようです。
よく見てみると、小さな花が咲いていました。


とても小さな白い花ですが、鈴のようにたくさん咲きだしています。
今年は実がつくか楽しみです。


こちらは唐辛子です。こちらも花の蕾がふくらみだしました。
種を蒔いて水をやり、ぐんぐん伸びても花が咲かず、実もつかないかなぁと少しあきらめていたところ、この小さな蕾が、また次の楽しみを与えてくれました。



工場の様子は・・・
忙しい中、少し家具づくりの手を止めて模索中?

書きながら、削りながら、
次の仕事の段取りを考えている様子。


忙しい合間にでも少し手を止めて考える時間も必要かも。

未来につながる何かが見つかるかも知れません。




2008年10月17日

生活を豊かにするモノ

秋の行楽シーズンに入り、labo前の科学館では、遠足に来ている子供達で賑わっています。
京阪中之島線の開通があと2日後にせまり、中之島界隈も、さらに賑やかになりそうです。
アクセスも便利になり、また駅の壁には木材が使用され、中之島の街並みにいっそう潤いをもたらすデザインが目を引きます。


さて当laboでも、日々の生活を便利に、豊かになるような家具や道具が製作されています。
これは以前grafサロンで開催した「TEN_PLUS」の時に生まれた引き出しのフタ兼トレー(お盆)。
今回はトレー使いとして「おもてなし用」に生まれ変わります。

fudoの「田村一 カフェの時間」では、トレーを使ってオリジナルメニューを演出。
grafショールームでは11月に開催予定のイベント「お茶のじかん」で、トレーを使っておもてなし。

木の温もりが、おいしいお茶やフードを、よりいっそう引き立ててくれそうです。




次に、特注でご注文いただいた大型シェルフ。
全体はかなり横長で、上記写真部はパソコンを置くデスクとして、下棚がスライドしてキーボードが置けるようになっています。

雑多になりがちなケーブルやコードもまとめやすいよう考慮されたデザインです。

木材はチークの木目を活かし、染色なしのクリアウレタン仕上げ。
情報過多で忙しくなりそうな生活にも、落ち着きをもたらしてくれそうです。



最後にgrafオリジナル商品「ソクラテステーブル」と「カタアームチェア」。
こちらをご注文いただいた家具のオーナー様は、「重たくならない色で、長く使えるもを・・・」とご希望され、通常のソクラテステーブルではめずらしく、染色なし、天板には無垢材を選ばれました。

これから使い込むうちに、様々な表情をみせてくれそうなテーブルは、オーナー様に楽しみを与え、ご家庭の温もりを感じさせてくれそうです。


お気に入りのモノをそばに置いて楽しむこと。
自分に合うものを選んで、日々の生活を豊かにしていくこと。

日々の選択の中で、生活に豊かさと、心に潤いが生まれてくるかも知れません。










2008年10月3日

モノを見つめ直すこと


−point of growth−



10月に入り、ようやく秋めいてきた今日この頃。
あっという間に夏も過ぎ去り、今年も残すところ3ヶ月を切りましたが、今年の予定は順調に進んでいらっしゃるでしょうか?

今日は、grafショールームで現在行っている展示をご紹介します。

grafショールームでは、7月から「point of growth」と題して、「これまでgrafの環境から生まれてきたモノを、もう一度見つめ直そう」という試みで展示をしております。


grafが生み出した家具の中で、オリジナル商品では見られないモノ。
例えば・・・
あるご家庭のために生まれたソファ。
あるショップのために生まれたテーブル。

そうした家具たちを不定期に展示し、皆様にご紹介していく中で、新たな可能性を発見したり、日々grafがおこなっている「つくる」という行為を、皆様に身近に感じて頂くものになればと思っております。

前回は「あるご家庭のために生まれたサイドボード」を展示しておりましたが、現在展示中の家具は、ショールームスタッフがお客様と接する中で生まれた、様々な用途に使える「棚」の数々。



grafオリジナル商品「バウ棚」を少しアレンジした、両面使いのオープン型のバウ棚(写真上)や、引き出しのついた縦長の棚(写真下右)など、使う人のアイデア次第で、用途が広がります。


また、背の低い棚は電話台にしたり、お花を飾ったり。

他の棚と自由に組み合わせることで、いろいろなバリエーションの棚が生まれます。

grafショールーム4階入り口で展示しておりますので、ぜひお立ち寄り下さい!


(point of growthの商品の詳細等は、お気軽にショールームスタッフにお尋ねください。)