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2008年6月20日

クッションの話

今日は、クッションのお話と、先日TEN_PLUSにて行われたワークショップの模様をご紹介します。

最後に、現在開催しているspace担当のTEN_PLUS情報も少しご紹介。


さて、クッションの話ですが、こちらは組みあがった3/6ソファ。

これからクッションの取付です。



背もたれのクッションを仮置きして、位置を決めをして・・・


完成です。
このクッションの製作には、特殊な技術が必要です。
grafでは椅子張りの業者さんに、クッションの製作を依頼しています。

その業者さんとは10年ほどのお付き合い。
graf設立当時からお世話になっていて、今でもいろいろと教えてもらっています。

皆さんのお家にあるgraf製のソファは、その業者さんと私たちで手掛けたものです。
また機会があれば、このクッションの座り心地を体験しに来てくださいね。



さて、10年ほどのお付き合いということで、grafも10年を迎え、現在週替わりでいろいろな展示やイベントを開催しております。


先週の土曜日に、labo工場長のワークショップを開催いたしました。
普段はあまり、皆さんとふれ合う機会が少ないlaboスタッフですが、この日は皆さんと一緒にCDラックを造りました。

出来上がりは手前に写っているラックです。
後ろに写っているのは、このCDラックキット。(laboで下ごしらえしたものです。)

パーツを組み合わせ、サンドペーパーで磨いたり、ネジの替わりに木の楔を金槌で叩いたりして、組み上げていきます。


工場長の木の話。
普段はあまり聞けない話を皆さんに・・・



labo前で・・・
こちらは組みあがったラックに、オイルを塗っているところです。

皆さん自分で造ったラックを、愛おしそうに丁寧にオイルを塗ってらっしゃいました。



オイルが乾くのを待っている間に工場見学。

皆さん真剣に、工場長の話を聞いてくださいました。

普段はあまり接することはありませんが、木に触れて、実際造ってみて、手作り家具の良さを実感していただけたと思います。

私たちも、皆さんの声を身近で聞くことができ、大変嬉しく思います。
また、このような機会に、grafの良さ、木の良さ、手作りの良さを体験していただければと思います。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
お疲れ様でした。



最後に、現在開催中のTEN_PLUS情報。


砂場が出現。
実際に遊んでいただけます!

スクリーンには、今までgraf spaceチームが手掛けた施工写真をスライド上映しています。


laboの模型が!

この他にもたくさん展示されています。

明日21日土曜日には、space(設計)チームが影響を受けた、あるドキュメンタリー映像を公開する予定です。
(19:00〜20:00 無料)

くわしくはこちらをご覧下さい。



それではまた!


2008年6月12日

スライドレールの話

以前、「引き出し」の話をしましたが、今日は小話をもう一つご紹介します。

その前にTEN_PLUS情報!

今週の展示担当はfurnitureです。

grafオリジナル家具の中でも人気の高いマッシュルームチェア。
誕生したのは1998年でした。

1998年当時のマッシュルームチェアを展示しています。

また、過去にご購入頂いたマッシュルームチェアをお借りし、様々な年代のマッシュルームチェアを展示しています。

年代ごとに微妙に変化しています。

また、珍しいところでは、2001年の黒っぽいマッシュルームチェア。
これは、「泥染め」したもので、販売はしておりませんが、grafのプロトタイプとして保管してあったものを展示しました。

それぞれ天板の上に乗っているのは、そのマッシュルームチェアのオーナー様の写真です。
(ご協力頂きましてありがとうございます。)


他にも、木材で日本地図を造り、grafショールームで取り扱っている作家さんの紹介等も作品と一緒に展示しています。(展示商品は3、4階のショールームでのご購入が可能です。)
この他にもまだまだご用意しております。
furniture担当の展示は6月15日(日)までとなっております。
14日(土)には、labo家具職人のワークショップも開催しますので、詳しくはこちらをご覧下さい。

来週17日(火)からの展示は、space担当にバトンを渡します。
お楽しみに!!



さて製作小話に戻ります。

みなさんのお家の引き出しにはこんな金具が付いていませんか?

これは引き出し用の「スライドレール」という金具です。


こんなに大きな引き出し。
中に何も入れなくても重そうですよね。

そんな時に「スライドレール」を使います。
引き出しの用途や大きさに合わせて、たくさんの種類の中からピッタリのスライドレールを選びます。

スライドレールを付けると、開閉がスムーズに行えますよ。
使用頻度の高い、店舗用什器や、事務用の家具によく取付します。

grafでも、特注家具で取付しますので、ご相談ください!




さあ、これから配達です。

このスライドレール付きの家具は、お得意様のパン屋さんに納められます。



配達の車。

出来上がった家具をトラック荷台に載せて・・・


余談ですがこの軽トラ、私たちの愛車です。

配達に。
材料運搬に。
商品移動に。

見た目はポンコツ車ですが、バリバリの現役です。

この車で、みなさんのところへ配達に行くかも!?


2008年5月13日

別注デスク






今日の製作小話は、「長ーい天板がたわなまい訳」です。


K様邸に納品する別注デスクです。
ワイド2m40cmと長いデスクです。
部屋の壁のサイズに合わせて設計しました。



これは、天板と棚だけの状態。

これだけの長い天板を、たわまない様にするために、補強材として、天板の中にスチールパイプを埋め込みました。




脚が付きました。
スチールパイプを脚からボルトで締めます。



スチールパイプは、もちろん外からは見えません。




K様邸に納品されたデスク。
写真で見るとコンパクトに見えますが、実物は先ほどお伝えしたとおり、2m半近くもある長いデスクです。

こんなに長いデスクがたわまない訳、ご納得頂けたでしょうか?

シンプルなデザインでしっかりしたデスクに、お客様も大変喜んで頂きました。
広々としたデスク上で、どのような日常が繰り広げられるのか楽しみです。




次回は、新商品をご紹介する予定です。
お楽しみに!





2008年5月4日

特注家具

今日は、お客様のご要望にお応えして出来上がった家具を、2点ご紹介します。



一つめの家具は、labo工場長ご友人の、お子様の新入学(小学校)に合わせて、デスクを造りました。




サイズは小ぶりですが、大人っぽい完成度です。



ワゴン引き出しの取っ手は、ムク材を切り出して造りました。

製作職人より「これでしっかり勉強してもらえると、嬉しいです!」




二つめの家具は、天板が薄めのテーブルを製作しました。

お客様は、繊細なデザインがお好みのご様子・・・


grafのデザイナーがデザインした、天板が薄く、脚と幕板にスムーズなRのついたテーブルを気に入って下さいました。

材料はタモのムク材。
素材の収縮を考慮した構造設計をして、完成しました。

薄く見える天板は、見た目は8mmですが、本当は25mmあるので、しっかり丈夫!
一生ものです。




—製作小話回答編—

さてここで、大変遅くなりましたが、3月15日と4月5日の「製作小話」で問題を出していた回答を・・・

みなさん、覚えていらっしゃいますか。。。?


3月15日の「縦と横・・・1.やといざね」で積み上げられていた箱。
実は、引き出しだったのです。

引き出しには、桐やアガチスの木を使用しています。
桐は軽く、通気性が良いので、タンスなどによく使われていますね。

アガチスは、木肌が細かく、密度の高い木です。
大切な物をしまう引き出しにピッタリですね。

ちなみに引き出しは、一つ、二つ・・・とは呼ばず、一杯、二杯と呼びます。
ご存じでしたか?



また、4月5日の「木工の機械・・・4.曲がった板」で研磨していたパーツは、プランクトンチェアでした。


プランクトンチェアのまぁるい座面。
この部分は、ベルトサンダーで丁寧に研磨し、裏に焼き印を押し、塗装して完成です。



以上で今日のお話は終わりです。
また家具にまつわる色んなお話をご紹介いたします。
お楽しみに!



2008年4月5日

木工の機械


今日は、私たちが家具を作るのに使う機械をご紹介します。




っと、その前に、laboサクラ前線

labo階段からの撮影



labo2階事務所からの撮影。



市立科学館駐車場からの撮影。




では、製作小話を。


1.昇降盤(通称:タテ切)

主に、材料の幅を決めて切る時に使います。
木目に対して、縦方向に切るのでタテ切と読んでいます。


2.横切昇降盤(通称:ヨコ切)

主に、材料の長さを切る時に使います。
木目に対して、横方向に切るので、ヨコ切と読んでいます。



3.ベルトサンダー

帯状になったヤスリが回転し、材料を研磨する機械です。



こんな風に、材料を丸くする時に使います。




4.曲がった板

この曲がった板、何だと思いますか?



板の真ん中に基準となる線を引きます。
型板を合わせてけがき、くり抜きます。


それをベルトサンダーできれいな曲線になるよう、研磨していきます。


完成までもう少し。
何ができるかは次回のお楽しみです・・・



2008年3月15日

縦と横


皆さんの家にある、本棚やカップボード、縦の板と横の板が交わっているところや、テーブル、椅子の縦横の組立・・・

どうなってくっついているのか気になりませんか?

今日は3種類の家具の縦と横を、製作工程もあわせてご紹介します。




1.やといざね
これは、スムースロウボードの製作途中です。
外枠は出来ていますが、仕切り板がない状態。




横の板に「やといざね」をしっかりと固定し、さねに合った溝を、仕切り板に彫っておきます。




ボンドを塗って、スーッと差し込みます。



クランプで締めて、ボンドが乾くのを待ちます。
こんな風に、棚の仕切りを作っていきます。



仕切りが出来たところで・・・さて、これは何でしょう?
何の箱?

答えは次回!




2.組立

加工が終わったパーツです。
これを組み立てると。3/6ソファ、ディエチソファの脚になります。




ボンドをホゾ穴に流し込み、よく馴染ませます。




ソファに座るということは、人の体を受け止めるということ。
だから、加工も精密に、ボンドもしっかり塗っておきます。




クランプで締めて、一日置きます。



クランプを外すとこんな形に。

脚の縦横がしっかり接着されました。
(次の工程は、次回へ)




組込 ※Kumi table※
グラフのテーブルで人気の高いクミテーブルの木材は、アルダーとタモが選べます。




これはタモ。

天板は厚み40mmと厚いですが、端を斜めにカットして、見た目にはスッキリ見える様にしています。



これは裏面。

真ん中には"graf"の焼き印を押しています。



幕板と脚。

幕板の四隅が組込されていますよねー。



この組込が特徴的なところから、"Kumi table"と名付けました。



色を塗って、



オイルを塗って、完成です。



存在感があるのに主張しすぎていない、絶妙なデザインです。

そうそう、ご存じかもしれませんが、graf家具カタログは、HPから見ることができるので、「この家具の完成品や詳細が見たい!」という方は、こちらをご覧下さい↓



それではまた!