皆さんの家にある、本棚やカップボード、縦の板と横の板が交わっているところや、テーブル、椅子の縦横の組立・・・
どうなってくっついているのか気になりませんか?
今日は3種類の家具の縦と横を、製作工程もあわせてご紹介します。
1.やといざね
これは、スムースロウボードの製作途中です。
外枠は出来ていますが、仕切り板がない状態。
横の板に「やといざね」をしっかりと固定し、さねに合った溝を、仕切り板に彫っておきます。
ボンドを塗って、スーッと差し込みます。
クランプで締めて、ボンドが乾くのを待ちます。
こんな風に、棚の仕切りを作っていきます。
仕切りが出来たところで・・・さて、これは何でしょう?
何の箱?
答えは次回!
2.組立
加工が終わったパーツです。
これを組み立てると。3/6ソファ、ディエチソファの脚になります。
ボンドをホゾ穴に流し込み、よく馴染ませます。
ソファに座るということは、人の体を受け止めるということ。
だから、加工も精密に、ボンドもしっかり塗っておきます。
クランプで締めて、一日置きます。
クランプを外すとこんな形に。
脚の縦横がしっかり接着されました。
(次の工程は、次回へ)
組込 ※Kumi table※
グラフのテーブルで人気の高いクミテーブルの木材は、アルダーとタモが選べます。
これはタモ。
天板は厚み40mmと厚いですが、端を斜めにカットして、見た目にはスッキリ見える様にしています。
これは裏面。
真ん中には"graf"の焼き印を押しています。
幕板と脚。
幕板の四隅が組込されていますよねー。
この組込が特徴的なところから、"Kumi table"と名付けました。
色を塗って、
オイルを塗って、完成です。
存在感があるのに主張しすぎていない、絶妙なデザインです。
そうそう、ご存じかもしれませんが、graf家具カタログは、HPから見ることができるので、「この家具の完成品や詳細が見たい!」という方は、こちらをご覧下さい↓
それではまた!
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