2008年5月18日

Obiチェア





grafのオリジナル家具に、新しい椅子が加わりました!


その名も「Obi チェア」(オビチェア)

座面は平織りのアクリルテープを使用し、光沢のある美しい仕上がりで、座り心地も抜群です。




フレームは、「丸」と「曲線」の構成になっていて、やわらかな表情を持つObiチェア。
ダイニングテーブルと相性が良く、特にgrafオリジナルテーブルAlternate dining table
との組み合わせがおすすめです!





laboでもObiチェアの製作準備。
座り心地がよくて、かつ、軽快な印象の家具を考案。





座面アクリルテープのカラーバリエーションを豊富にし、7色の中からお好みの色をお選び頂けます。

Obiチェアで、家族の団欒を楽しんだり、お友達との会話を楽しんだり、一人の時間を快適なものにしたり・・・


毎日が軽やかに、爽やかになりそうなObiチェアです。



また一度、grafショールームをのぞいて見て下さいね。






2008年5月13日

別注デスク






今日の製作小話は、「長ーい天板がたわなまい訳」です。


K様邸に納品する別注デスクです。
ワイド2m40cmと長いデスクです。
部屋の壁のサイズに合わせて設計しました。



これは、天板と棚だけの状態。

これだけの長い天板を、たわまない様にするために、補強材として、天板の中にスチールパイプを埋め込みました。




脚が付きました。
スチールパイプを脚からボルトで締めます。



スチールパイプは、もちろん外からは見えません。




K様邸に納品されたデスク。
写真で見るとコンパクトに見えますが、実物は先ほどお伝えしたとおり、2m半近くもある長いデスクです。

こんなに長いデスクがたわまない訳、ご納得頂けたでしょうか?

シンプルなデザインでしっかりしたデスクに、お客様も大変喜んで頂きました。
広々としたデスク上で、どのような日常が繰り広げられるのか楽しみです。




次回は、新商品をご紹介する予定です。
お楽しみに!





2008年5月4日

特注家具

今日は、お客様のご要望にお応えして出来上がった家具を、2点ご紹介します。



一つめの家具は、labo工場長ご友人の、お子様の新入学(小学校)に合わせて、デスクを造りました。




サイズは小ぶりですが、大人っぽい完成度です。



ワゴン引き出しの取っ手は、ムク材を切り出して造りました。

製作職人より「これでしっかり勉強してもらえると、嬉しいです!」




二つめの家具は、天板が薄めのテーブルを製作しました。

お客様は、繊細なデザインがお好みのご様子・・・


grafのデザイナーがデザインした、天板が薄く、脚と幕板にスムーズなRのついたテーブルを気に入って下さいました。

材料はタモのムク材。
素材の収縮を考慮した構造設計をして、完成しました。

薄く見える天板は、見た目は8mmですが、本当は25mmあるので、しっかり丈夫!
一生ものです。




—製作小話回答編—

さてここで、大変遅くなりましたが、3月15日4月5日の「製作小話」で問題を出していた回答を・・・

みなさん、覚えていらっしゃいますか。。。?


3月15日の「縦と横・・・1.やといざね」で積み上げられていた箱。
実は、引き出しだったのです。

引き出しには、桐やアガチスの木を使用しています。
桐は軽く、通気性が良いので、タンスなどによく使われていますね。

アガチスは、木肌が細かく、密度の高い木です。
大切な物をしまう引き出しにピッタリですね。

ちなみに引き出しは、一つ、二つ・・・とは呼ばず、一杯、二杯と呼びます。
ご存じでしたか?



また、4月5日の「木工の機械・・・4.曲がった板」で研磨していたパーツは、プランクトンチェアでした。


プランクトンチェアのまぁるい座面。
この部分は、ベルトサンダーで丁寧に研磨し、裏に焼き印を押し、塗装して完成です。



以上で今日のお話は終わりです。
また家具にまつわる色んなお話をご紹介いたします。
お楽しみに!



2008年5月2日

graf 10周年!!


風薫る5月。
草木が芽吹き、新緑の美しい季節になりました。



grafはおかげさまで、10周年を迎え、先日記念パーティーが開催されました。

各部署ごとに料理を作りお持てなしすることになり、laboはショールームと一緒に押し寿司に決定。


laboならではの強みを生かし、押し寿司の木枠を手作り。


はじめは1mの予定が、思いが広がりなんと3mに!



10年周年にちなみ、10種類の具材を用意しました。


10年分の感謝を込め、出来上がった押し寿司。
真ん中に黒ごまで、「graf 10」の文字をいれて完成!

これからまた10年、graf laboも色んな日常が待っています。

grafらしい、お客様に満足していただける家具を提供できるよう、努力邁進してまいります!

皆様も楽しみながら、今後の10年を一緒に創って頂きますよう、応援お願いいたします!!





2008年4月17日

graf labo

H様邸の家具達







今日は、前回に引き続き、お客様のお家に納品された家具達をご紹介します。



大阪市にお住まいのH様。

スタイリッシュなマンションの15階にあるお部屋は、とても眺めが良く開放的です。




今回納品した家具は、3/6コーヒーテーブル、3/6ソファ2シーター、バウ棚deep、マッシュルームチェア2脚です。




7年前にご購入頂いた、プランクトンチェアがキッチンの隅で、今回の家具達の到着を待っていてくれました。


H様は、プランクトンチェアをとても大切に使って頂いていて、新しいプランクトンテーブルを置いても全く違和感が感じられません。






マッシュルームチェアがちょこんと2脚。とても可愛く、モダンなキッチンに良く合っていました。





H様より、「ダーク色の床に合わせて、(家具の色を)graf brownの色にして、部屋にしっくりきている。待った甲斐がありました!」

と、嬉しいコメントを頂きました。


これからも、grafの家具達をかわいがってくださいね。




また別の機会に、家具のお手入れ方法もご紹介していきますので、お楽しみに。

(grafショールームでは、お手入れ用のオレンジオイルや、WAXも揃えておりますので、お気軽にお尋ね下さい。)





2008年4月12日

graf labo

S様邸の家具達



先日、阪南市のS様宅に納品に行ってきました。
今日は、その様子をご紹介します。



S様のお家は、新築されたばかりです。
とても楽しく家造りをされていて、有名な設計士の方にお願いされ、妥協せず、じっくり構想を練り、造られたお家です。

そのお家に合うように、家具もいろいろ検討され、嬉しいことにgrafの家具を選んでくださいました。




S様の家造りのこだわりは、配置する家具への配慮を怠ることなく、なんとgrafの家具に合わせ、計画の途中でダイニングを1スパン(910mm)追加されたそうです。

バコチェスト、バコキャビネットは、W900mmなので、日本家屋にぴったりのサイズですが、わざわざ家具に合わせてお部屋を広げられたのには脱帽です。

キャビネット上の照明も、家具の真ん中で照らされるように配置。
なるほど、収まりがとっても良かったです。





2階のご主人の書斎。
「このデスクで、資格の勉強を!」とご主人。
じっくり勉強に取り組めそうな落ち着いたお部屋です。
(左手は一段上がって琉球畳が入っています。)




「想像通り、バッチリ!!」と、とても喜んで頂いたS様ご夫婦。
(「solライトはもう少し下に下げます」とのこと・・・)
とても素敵なご夫婦でした。




最後に、再度ご注文を頂いた、TVボードを現在製作中!

もう少し、楽しみに待っていてください!



またいつか、皆さんのお宅にも伺うかも知れません。
その時は、よろしくご協力お願いいたします!


2008年4月5日

木工の機械


今日は、私たちが家具を作るのに使う機械をご紹介します。




っと、その前に、laboサクラ前線

labo階段からの撮影



labo2階事務所からの撮影。



市立科学館駐車場からの撮影。




では、製作小話を。


1.昇降盤(通称:タテ切)

主に、材料の幅を決めて切る時に使います。
木目に対して、縦方向に切るのでタテ切と読んでいます。


2.横切昇降盤(通称:ヨコ切)

主に、材料の長さを切る時に使います。
木目に対して、横方向に切るので、ヨコ切と読んでいます。



3.ベルトサンダー

帯状になったヤスリが回転し、材料を研磨する機械です。



こんな風に、材料を丸くする時に使います。




4.曲がった板

この曲がった板、何だと思いますか?



板の真ん中に基準となる線を引きます。
型板を合わせてけがき、くり抜きます。


それをベルトサンダーできれいな曲線になるよう、研磨していきます。


完成までもう少し。
何ができるかは次回のお楽しみです・・・