2010年8月12日

長くつきあえる木材の良さ。その2

8月7日付けの当ブログでご紹介した、梁と柱を使ったベンチ。

納品を終え、皆様には前回の続きをご紹介いたします。


N様のお父様が生前アトリエに使われていた小屋を解体し、その小屋の梁と柱を使って製作を続けます。

2つに切った梁をつなげ、座面が出来上がりました。
この座面に穴が開けられ、丸く研磨した背になるパーツの納まりを一本一本確認したところで、
今度は本番。

完成した背板をはめ込み、クランプでしっかり固定します。

両端にアームを取付け、オイルを塗って完成です。



そして、納品当日。
横幅が2mにもなる、完成した長いベンチを車に積め込み、N様のお宅へ出発。


そうそう、気になる完成品はこちら・・・
迫力のある梁の座面と、どっしりした柱の脚。
座面に取付けられた、丸みを帯びた背板とアーム部分が柔らかい印象を与え、N様のご依頼通り(!?)山小屋の雰囲気をかもし出しています。


N様もご家族の皆様も、大変喜んで頂けました。

このベンチに座ってお父様の生前の思い出話に花がさくかもしれませんね。

この場所がご家族にとって、末永く居心地の良い場所になると同時に、お盆にむけて、お父様の良き供養になることをお祈り申し上げます。


N様、ありがとうございました!


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