2010年8月6日

長くつきあえる木材の良さ。その1

8月に入り猛暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
暑い暑いと言っても立秋を過ぎ、心なしか陽が暮れるのが少しずつ少しずつ早くなって来た気がします。


さて今日は、豊中にお住まいのN様より特注のベンチをご注文頂き、その製作の途中をご紹介します。


N様はご自宅を建て直すにあたり、ご自宅のある敷地内には、以前亡くなられたお父様がアトリエにされていた小屋も建っており、お父様の思い出にとその小屋に使われていた梁と柱を使って製作することになりました。


laboにアトリエ小屋で使われていた梁が運び込まれました。
長い長い梁。
出来上がりは幅2mにもなる、大きなベンチをこれから製作していきます。


出来上がりはこんな感じに。。。
梁と柱を活かし、生前お父様が好きだった「小屋」のイメージに仕上げてほしいとのことで、この模型のような丸みを帯びたデザインになりました。

出来上がりが楽しみですね。

さて先ほどの梁を半分にカットし、座面になる部分をつくります。

半分にカットした座面になる部分をひっくり返し、鑿で脚を差し込む "ほぞ穴"を掘っていきます。
思った以上に梁材は固く、二人掛かりの作業となりました。
そして、同じくアトリエ小屋の柱を使って脚部をつくり、ほぞ穴にはめ込みます。
と、今日はここまで。


ベンチは無事完成しましたが、N様宅に明日納品予定のため、この続きは後日ご紹介いたします。

N様もブログをご覧の皆様も、楽しみに待っていてくださいねー。

それではまた!


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