2008年3月8日

graf labo
もうすぐ春ですね・・・
イージーチェアとオットースツール



日も長くなり、少しずつ暖かくなってきました。

春のポカポカ日だまりの中、のーんびり、ちょっと贅沢な気分を味わえるのが、イージーチェアとオットースツール。


イージーチェア=安楽椅子、休息椅子。


ソファはもちろん!ゆったりのんびりくつろげますが、普段と違う部屋でまったりしたい時、すぐに動かせる、座り心地の良い椅子があったら・・・
生活にゆとりができ、もっともっと幸せな時間を過ごせそうな。


そんな思いで完成したのがイージーチェアです。+オットースツールでさらにくつろぎの時間を!!


てな訳で、今日はイージーチェアとオットースツールの材料や職人技をご紹介。



さて、この2種類の椅子の一番の特徴は、座面を従来の布地ではなく、ペーパーコードにしたこと。(ハンス・ウェグナーのYチェアでも有名ですね。)




ペーパーコードの椅子は、使って頂くごとに、艶やかに美しく、木製品と同様に古色が得られます。



ファブリックでもない、籐でもない、ペーパーコード独自の心地よい座り心地がえられます。



紙だから耐久性が心配??


いえいえ、ペーパーコードは2本で人間の体重を支えられるというぐらい丈夫で、耐久年数は約10年!(使用頻度により異なりますが。)

また表面にロウ引きされているため、強度、耐久性に優れているんです。





さてこのイージーチェアとオットースツール、職人の繊細なこだわりって・・・


椅子に座って、皮膚が直接触れるところは指先だ!(というlaboの家具職人A。)

手を置いたときに気持ち良い角度をつけました。



限りなく90°に近いけれど、90°の直角ではない、少しの角度にこだわりました。

手触りが角々しない、なじみの良い角度にしています。




オットースツールも同じように、指先が触れる部分はアーチ型に面取りされていて、足を置くだけでなく、単体のイスとして腰掛けた時を考え、優しい手触り感を大切にしています。





また、座った時に太ももに圧迫感がないよう、断面を丸くしているとか・・・椅子を作る上での当たり前の工程を、当たり前に丁寧に仕上げていきます。



よ〜く見ていただいて、実際座って、触っていただいて・・・
気づいていただけたら幸いです。




それはさておき、一番の目的は、お客様にリラックスできる空間と時間を提供できること!


ポカポカ陽気の中、お昼寝するのもよし。





お気に入りのお茶をゆっくり味わうもよし。





普段、腰掛ける椅子よりも目線が低くなることで、見える世界も変わります。

いつもなら、見えなかったモノが見えてくる?
時間がゆったり流れていくようで・・・





ちょっと時間を止めて、やわらかい日差しの中でウトウトする。
そんな縁側に居るような幸福感が得られるかも。











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